人生は自分のやりたいことのためにあるのかもしれません。つまらないことをやっていては、時間がもったいないでしょう。しかし、世の中の大半の人はやりたくもない仕事や勉強をさせられて、つまらない日々を送っています。
学校に行っても会社に行ってもつまらないという人が多いです。日本人はとくにそうではないでしょうか。行きたくもないところに行って、やりたくもないことをさせらえる。これは人間本来の楽しい生き方とかけ離れています。しかし、これが日本の社会だと無意識に思ってしまい、疑問を持たずに生活している人が多いのが現状です。
日本人は外国人に比べてあまり明るくありません。それは国民の気質や文化に影響を受けているとも考えられます。電車のなかでも街中でも、私たち日本人からすると外国人はなぜ陽気に見えます。話しかけてもまずは笑顔になることが多いです。しかし日本人はあまり明るい表情をしません。その点は昔から不思議でした。
日本人が外国人に比べて表情に乏しいのはなぜでしょうか。それは文化に依拠するところがあるかもしれません。日本の社会は小さいころからどこの家庭でも勉強を強いられて、高校、大学へと進んだあとに就職。途中から何かをすることや、他の人と違うことをすることはあまり推奨されません。そのような社会のなかで生きている私たちは何処かしら生きづらさを感じる人も多いのではないでしょうか。
日本の社会には夢や希望があまりないと聞くことがあります。それは既に社会の進むレールが決まってひかれてあり、それから外れた人はあまりよく思われない風潮があります。学校でもみんなが揃って前を向いて、横を向いたら怒られますよね。海外ではもっと自由に話し合ったりすることがあります。
会社でも日本の会社は規則や決まりがものすごいしっかりしています。また残業なども普通にあります。最近では少し緩和されましたが。まだまだ自分から進んで休みを取れるような文化ではありません。欧米では当然のように自分の休みの権利を主張し、休みます。そのあたりに日本と欧米の価値観の違いがあるのではないでしょうか。日本は大変さを強いられたような社会であるといわれています。